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【夏名勝負20】(5)徳島商VS魚津 初の延長十八回引き分け 1958年40回大会準々決勝

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【夏名勝負20】
(5)徳島商VS魚津 初の延長十八回引き分け 1958年40回大会準々決勝

延長十八回で引き分け、握手を交わす徳島商・板東(右)と魚津・村椿 延長十八回で引き分け、握手を交わす徳島商・板東(右)と魚津・村椿

 延長十八回終了で同点なら引き分け。翌日再試合-新たな規定が設けられたのがこの大会だった。「選手の健康管理」が理由。初の適用となったのが4強入りを懸けた徳島商と魚津(富山)の一戦だった。

 直球で押す徳島商の板東英二と、丁寧にコーナーを突く魚津の村椿輝雄は白熱の投手戦を演じ、3時間35分に及ぶ激闘は決着がつかなかった。ちなみに引き分け規定の新設は、この年の春季四国大会で板東が延長二十五回を投げたのがきっかけ。その本人が甲子園の適用第1号となったのは運命のいたずらか。

 「腹が減って困ったが、疲れは感じない」と豪語した板東は再試合も1人で投げ切り、3-1で勝利した。中日で現役を終えた後は、評論家やタレントとして現在も活躍中だ。(浦)

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