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【夏名勝負20】(1)三沢VS松山商 延長十八回引き分け 1969年51回大会決勝

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【夏名勝負20】
(1)三沢VS松山商 延長十八回引き分け 1969年51回大会決勝

元祖アイドルとして人気だった三沢・太田 元祖アイドルとして人気だった三沢・太田

 夏の全国高校野球選手権は今年が100回の記念大会。過去にはファンを熱狂させる数々のドラマが繰り広げられた。球史に残る20の名勝負を紹介する。

 三沢・太田幸司、松山商・井上明両エースの息づまる投手戦は0-0のまま延長へ。三沢は十五回、十六回と続けて1死満塁とサヨナラの絶好機を逸し、当時の大会規定により、決勝では大会初となる十八回引き分け再試合となった。

 球数は太田が262、井上は232。4時間16分の熱闘は「途中、新幹線の東京-新大阪間(当時所要時間3時間10分)に乗ってもまだ試合をしていた」と利用客が驚いたとの逸話も残る。

 太田は翌日の再試合も完投したが2-4で敗れ、東北勢の初優勝はならず。「背中に鉄板が入っているように重く、顔を洗うのも苦労したが、マウンドに上がりたくないとは思わなかった」と振り返った。端正な顔立ちで“元祖甲子園のアイドル”と騒がれた太田は近鉄入りし、58勝した。(浦)

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