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【きょうの人】サッカー日本代表監督に就任が決まった森保一さん(49)「日本人の良さ出したい」

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【きょうの人】
サッカー日本代表監督に就任が決まった森保一さん(49)「日本人の良さ出したい」

W杯米大会アジア地区最終予選でイラクに追いつかれ本大会出場を逃し、落胆する当時日本代表の森保一氏(左)=1993年10月28日、カタール・ドーハ W杯米大会アジア地区最終予選でイラクに追いつかれ本大会出場を逃し、落胆する当時日本代表の森保一氏(左)=1993年10月28日、カタール・ドーハ

 壇上に上がってすぐ、深く頭を下げる姿に、人柄が表れた。就任会見で「支え」や「感謝」という言葉を多用。「日本人らしく、日本人の良さを出して戦い、世界と向き合っていきたい」と決意を口にした。

 実績は申し分ない。2012年から5年半指揮したJ1広島では、毎年主力を引き抜かれながら3度のリーグ制覇。19歳以下や20歳以下日本代表を指導した実績もあり、世代交代が求められるチームに適任だった。日本が16強入りしたワールドカップ(W杯)ロシア大会にコーチとして参加し、最高峰の舞台を知ったことも財産だ。「『こうだろう』というのと『こうだった』と伝えるのでは違ったものがある」。

 2020年東京五輪の男子代表監督を掛け持つ激務にも前向きなのは、どん底を知るからこそ。1993年、選手として、日本のW杯初出場を目前で逃す「ドーハの悲劇」を経験した。「サッカーをしている限り、あれよりつらいことはない」。苦境からはい上がった経験が指導者としても糧になっている。

 朴訥(ぼくとつ)とした人柄で名前をもじった「ポイチ」の愛称で親しまれてきた。一方、ピッチに立てば大声で指示を飛ばし、審判にも一歩も引かない熱い一面も持つ。「期待に応えられるよう、全てを出したい」。日の丸を背負う強い気持ちで船出する。(小川寛太)

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