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【大相撲名古屋場所】栃煌山が2敗を死守、2差の御嶽海に「しっかりついていくしかない」

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【大相撲名古屋場所】
栃煌山が2敗を死守、2差の御嶽海に「しっかりついていくしかない」

肩透かしで石浦を破った栃煌山=ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)(撮影・岩川晋也) 肩透かしで石浦を破った栃煌山=ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)(撮影・岩川晋也)

 全勝の御嶽海を追い掛けなければいけない1、2敗勢に次々と土がつく中、栃煌山だけが2敗を死守した。優勝争いへの関心をぎりぎりのところでつなぎ止め、「しっかりついていくしかない」と課せられた責任の重さを自覚する。

 小兵の石浦を立ち合いからの圧力で一気に押し込み、相手の重心が前へかかった隙を見逃さずに肩すかしを繰り出した。押し込まれてからの逆転が目立った前日までとは正反対の攻勢に、「内容のいい相撲を取れたのがうれしい」と笑った。

 多くの力士を苦しめる名古屋の酷暑は嫌いではない。「暑いのは好き。汗も出て体がよく動く」といい、「こまめに水分を取っている」と暑熱対策も万全。名古屋場所はこれで2度の2ケタ白星を含む4年連続の勝ち越しとなった。

 1敗も消えて御嶽海が独走態勢を築こうとしている。それでも「納得のいく相撲を取りきれば結果はついてくる」と前を向く。平成24年夏場所の優勝決定戦で旭天鵬(現・友綱親方)に敗れて手からこぼれ落ちた夢をあきらめるつもりはない。(奥山次郎)

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