産経ニュース

【大相撲名古屋場所】朝乃山が1敗キープ、大荒れの場所で存在感「流れは作れている」

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【大相撲名古屋場所】
朝乃山が1敗キープ、大荒れの場所で存在感「流れは作れている」

朝乃山が突き落としで明生を破る=ドルフィンズアリーナ 朝乃山が突き落としで明生を破る=ドルフィンズアリーナ

 横綱不在に加え、栃ノ心も休場して混沌としてきた場所で朝乃山が存在感を発揮している。新入幕の明生を下して1敗をキープ。トップを快走する御嶽海をぴたりとマークし、「しっかりと流れは作れている」と好調を自覚する中盤戦だ。

 「新入幕には負けたくない」と貫禄を示すはずだったが、主導権を握られ続けた。押し込まれながら、「取れていなかったら負けていた」と命綱の左上手をつかむ。土俵際での逆転の突き落としにつなげ、「白星は白星」と胸をなで下ろした。

 近畿大から平成28年春場所で初土俵を踏んだ24歳。188センチ、165キロの体を生かした四つ相撲が武器だ。翌年春場所の新十両昇進によって、前場所で関取不在という明治11年の高砂部屋創設以来初の事態に陥った名門を救った星でもある。

 場所に出続けている大関勢もすでに高安が2敗、豪栄道が3敗を喫している。御嶽海も三役で2ケタ勝利の経験がなく、優勝争いの行方は読めない。「ここから上位に当たると思う」と気合を入れる成長株が大荒れの場所をかき回す。(奥山次郎)

「スポーツ」のランキング