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【ロシアW杯】ベルギー、自慢の攻撃陣が沈黙 初の無得点で敗戦

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【ロシアW杯】
ベルギー、自慢の攻撃陣が沈黙 初の無得点で敗戦

試合後、ベルギーのマルティネス監督(右)と言葉を交わすフランスのデシャン監督=サンクトペテルブルク(共同) 試合後、ベルギーのマルティネス監督(右)と言葉を交わすフランスのデシャン監督=サンクトペテルブルク(共同)

 準々決勝でブラジルを沈めたベルギーは、フランスの前に沈黙した。出場32チーム中最多の14得点をマークしてきた攻撃陣が、この日は6試合目で初めて無得点に終わった。試合にも敗れ、マルティネス監督は「本当にタイトだった。互角の試合だったのに…」と、悔しさをにじませた。

 前線の「3本の矢」、E・アザール、デブルイネ、ルカクの動きが封じられた。低い重心のドリブルで攻め込んだE・アザールは厳しい守備に手を焼き、相手ゴール前で何度も潰された。後半途中から守備的MFに下がったデブルイネは、パスを出すスペースを見つけられなかった。最前線のルカクも敵のセンターバックに屈した。

 「試合を変えられる選手がいる」とE・アザールが誇っていた交代選手も、起爆剤にはならなかった。右サイドで攻守に献身的なプレーを見せていたムニエの出場停止も響いた。2年前の欧州選手権では8強止まり。タイトル争いに近い舞台での経験不足からか、打開策を見いだせないまま90分を過ごした。

 決勝進出は逃した。欧州のビッグクラブで活躍する選手をそろえ、ベルギー史上最強とされるチームには、まだ仕事がある。「切り替えは難しいが、3位で終わりたい」と指揮官。1986年メキシコ大会の4位を上回る過去最高成績で夢舞台を終える。(小川寛太)

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