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富士登山競走はヘルメット着用? 主催者推奨も参加者75%が反対

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富士登山競走はヘルメット着用? 主催者推奨も参加者75%が反対

 山梨県富士吉田市の堀内茂市長は10日の会見で、今月27日に市が開催する「富士山登山競走」(市役所-頂上間、21キロなど)で、ランナーにヘルメット着用を推奨する考えを明らかにした。

 市は落石などを想定して義務化を目指し、昨年大会では50人のランナーの協力で実証実験を行った。しかし、ヘルメットは自転車用で、蒸れによる熱中症などの不安を指摘する声が相次いだ。市教委によると、参加者の約75%が着用に反対と答えたという。

 市は一般登山者にヘルメット着用を呼びかけ、貸し出しも実施している。堀内市長は「自転車と同じように、富士登山もヘルメットが当たり前というようにしていきたい。競走での着用はインパクトがある」としている。

 市はスポーツメーカーに通気性が良い登山用のヘルメットの開発を要請しているが、需要が少なく、期間と費用がかかるため、「採算に合わないといわれた」(市教委)という。

 堀内市長は「5合目から頂上までは何としてもかぶってほしいとの思いに変わりない」として、今回は6合目でランナーに貸し出しを呼びかけるほか、スタッフも着用し、必要性を訴えるという。

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