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【大相撲名古屋場所】栃ノ心が師匠にもらった締め込みで連勝発進「いいんじゃないですか」

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【大相撲名古屋場所】
栃ノ心が師匠にもらった締め込みで連勝発進「いいんじゃないですか」

栃ノ心が押し出しで千代の国を下す=名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(撮影・門井聡) 栃ノ心が押し出しで千代の国を下す=名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(撮影・門井聡)

 地力に裏打ちされた自信があるのだろう。栃ノ心が新大関の重圧を感じさせない。初日の勢に続いて千代の国を寄せ付けずに押し出し、連勝発進。「攻めていたからいいんじゃないですか」と言葉が弾む。

 「突っ張ってくる。速いしね」と警戒していた千代の国の突き押しに、得意の左上手が取れなくても動じない。腰のすわった突き押しで応じ、まったく危なげなく勝負を決めた。「状態は悪くない」と手応え上々の口ぶりだ。

 師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)とともに土俵を務めている。今場所から締め込みは紫色に。大関候補といわれながら夢破れた師匠が現役晩年に使っていたものという。師匠に頭を下げて譲り受け、「似合っているでしょう」と新大関ご満悦だ。

 大関昇進の口上に「親方の教えを守り」との文言を入れることにこだわったほど、師匠への感謝の念は深い。好発進のまな弟子に師匠は「頑張りました」と多くを語らない。師弟で歩む大関の道を、連勝という最高の形で滑り出した。(奥山次郎)

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