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【月刊パラスポーツ】パラトライアスロン・秦由加子 輝ける場所「もっとやれる」

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【月刊パラスポーツ】
パラトライアスロン・秦由加子 輝ける場所「もっとやれる」

バイクで走る秦由加子。2020年東京大会での活躍を期している(c)Satoshi TAKASAKI/(公社)日本トライアスロン連合(JTU) バイクで走る秦由加子。2020年東京大会での活躍を期している(c)Satoshi TAKASAKI/(公社)日本トライアスロン連合(JTU)

 「このままでは終われない」-。初出場した2年前のパラリンピック・リオデジャネイロ大会で6位だったパラトライアスロン女子の秦由加子(マーズフラッグ・稲毛インター)は、雪辱を期し、2020年東京パラリンピックの「表彰台」に向けてトレーニングを続けている。(田中充)

                  

 かつて、人前で義足を見せることすら恥ずかしかった37歳のやる気を引き出す原動力はリオ大会だ。選手村に足を踏み入れると、世界中から障害を持ったアスリートたちが集まっていた。「それぞれがいろんな苦労を乗り越えてきたんだなと。だからこそ、パラリンピックは輝ける場所なんだと思えた」。本番は障害に応じて分かれる自身の種目で6位に入ったが、満足はできなかった。夢舞台を踏めた喜びは「もっとやれる」との思いへと変わっていた。

 小学校時代は水泳に熱中し、中学はダンス部に入った。日常にあったスポーツを奪われたのは、中学1年の秋だった。右膝下のすねに感じた痛みは骨肉腫と診断され、生きるためには大腿(だいたい)部からの切断しかなかった。

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