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【ハリルホジッチ氏会見】最後までハリル流 独演会何のため? 言いたいこと言い続けた3年間

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【ハリルホジッチ氏会見】
最後までハリル流 独演会何のため? 言いたいこと言い続けた3年間

寂しそうな表情で会見を後にするサッカー日本代表のハリルホジッチ前監督=日本記者クラブ(撮影・中井誠) 寂しそうな表情で会見を後にするサッカー日本代表のハリルホジッチ前監督=日本記者クラブ(撮影・中井誠)

 最後まで“ハリル流”だった。1時間の予定だった会見は、自らの主張が止まらず30分以上もオーバー。司会者に制止されても言葉を継ぐ姿は、とにかく言いたいことを言う、3年間見てきた前監督そのものだった。

 実績を説明し、解任理由の「信頼関係の薄れ」については「3年前から誰とも何の問題もなかった」と強く否定した。当時技術委員長だった西野監督を「コミュニケーションが少なかった」と責め、田嶋会長には「事前に問題があるなら聞いてくれれば」と言った。不満を持った選手がいることには「聞いている。2人でしょうか」。

 話が二転三転する状況も相変わらずだった。1分け1敗で終えた3月のベルギー遠征では「目的は勝ちにいくこと」と言っていた。一転、この日は「結果はあまり頭になかった」と正反対の言葉で振り返った。前指揮官の言葉に従えば協会も反省すべき点はあるが、自ら「家族的なチーム」と表現した雰囲気からはかけ離れていた。聞く耳を持たない指導者との信頼関係構築は難しかったと言わざるを得ない。

 恨み節を漏らしながら「私は日本の永遠のサポーター」とも話した。21日の来日時に探しにきた真実は「まだ見つかっていない」という。果たして何のための会見だったのか-。3年間は言いたいことを言うだけで終わった。(小川寛太)

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