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【大相撲】説明不足で墓穴を掘ったが存在感と発信力は相撲界の財産

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【大相撲】
説明不足で墓穴を掘ったが存在感と発信力は相撲界の財産

東京・両国国技館を出る貴乃花親方=29日午後 東京・両国国技館を出る貴乃花親方=29日午後

 貴乃花親方に対する厳罰はやむを得ない。欠勤を繰り返して協会員の責務を果たさず、弟子が暴行問題を起こした師匠としての監督責任は重い。処分を通告されて「分かりました。申し訳ございませんでした」と平身低頭だったのも当然だ。

 28日の臨時年寄総会では、弟子の指導を含めた親方業に携われなくなる「契約解除」を求める声も上がった。春場所直前の内閣府の公益認定等委員会への告発状提出(28日に取り下げ手続き)といった本場所軽視ともいえる行動に対する親方衆の不満も執行部は無視できなかったのだろう。

 ただ、貴乃花親方は協会の大きな財産でもある。現役時の真摯な土俵態度や優勝22回という輝かしい実績は協会員の多くから尊敬を集めている。幕内貴景勝ら関取を輩出する弟子育成の手腕を評価する声もある。

 八角理事長(元横綱北勝海)が「人気がある」と認めるように注目度も抜群で、一連の騒動では良くも悪くも強烈な発信力を示した。不評を買ったのは説明不足や、かたくなに口を閉ざしたかと思えば相談もなく極端な行動に出たところだ。

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