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【大相撲】貴公俊休場 暴力根絶強化中…厳しい処分も

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【大相撲】
貴公俊休場 暴力根絶強化中…厳しい処分も

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 十両貴公俊(たかよしとし)が序二段の付け人を殴打した問題で、師匠の貴乃花親方(元横綱)と貴公俊に対し、日本相撲協会は29日の理事会で処分を協議する。貴公俊は危機管理委員会の事情聴取後「本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と涙ぐみながら謝罪したが、厳しい処分も予想される。

 日本相撲協会は元横綱日馬富士の傷害事件に端を発した一連の不祥事に対し、関係者を処分し、力士らには講習会を開いて再発防止などを訴えてきた。ところが、貴公俊は春場所開催中の支度部屋という公衆の面前で付け人を殴打した。貴乃花親方は「厳しく指導してきた」というが、弟子には伝わっていなかったことになる。特に元日馬富士の暴行で負傷した貴ノ岩が所属する部屋で起きた問題だけに深刻だ。

 相撲協会は昨年12月の臨時理事会で、すでに引退していた元日馬富士に関して「引退勧告相当」の見解を示し、今後の処分基準として明示した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は監督責任を問われ、理事を辞任して役員待遇委員へ2階級降格となった。

 相撲協会の懲罰規定は処分の軽い順から譴責(けんせき)、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退勧告、懲戒解雇の7種類がある。社会的影響や被害者のけがの程度など多くの点で異なるため単純に比較できない。しかし、協会を挙げて暴力根絶に取り組んでいる最中の暴行問題だけに厳しい処分が下されそうだ。

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