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【清水満のSPORTSマインド】ハイリスク・ビジネスの終焉 大リーグのFA市場 超大物が来日する可能性も?

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【清水満のSPORTSマインド】
ハイリスク・ビジネスの終焉 大リーグのFA市場 超大物が来日する可能性も?

 今季、大リーグのフリーエージェント(FA)市場はかつてないほど停滞している。先日、目玉の一人だったジェーク・アリエッタ投手(カブスからFA)が、フィリーズとようやく契約した。

 3年前、サイ・ヤング賞を獲得。昨季も14勝10敗でまだ32歳、6年総額1億5千万ドル(約160億円)を希望していたといわれるが、3年7500万ドルで契約年数は下回った。辣腕(らつわん)といわれた代理人スコット・ボラス氏も、結局は球団側に寄り切られてしまった。

 今、球団側に長期契約回避傾向がある。こんな例があった。レッドソックスの悪夢である。

 パブロ・サンドバル内野手、31歳。レッドソックスはジャイアンツ時代に3度の世界一に貢献した男に2015年から5年9500万ドルで契約。1年目は打率・245、10本塁打の不振、2年目はけがで3試合、昨季も32試合の出場。レッドソックスは昨年7月に契約を解除したが、19年までの支払い義務は残った。その時点で残額は4830万ドルだった。

 まだ、ある。プリンス・フィルダー内野手、33歳。ブルワーズ時代に本塁打王に輝き、12年にタイガースと9年2億1400万ドルで契約、その後トレードでレンジャーズへ。椎間板ヘルニアなどのけがに悩まされ最後のプレーは16年。17年から20年まで残る契約は4年間9600万ドル。既に引退表明しているがレンジャーズ、タイガース、保険会社によってフィルダーに支払われる。

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