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【スポーツ通信】「うまく投げられない」「パットが打てない」スポーツ界の魔の病・イップス克服の虎の巻

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【スポーツ通信】
「うまく投げられない」「パットが打てない」スポーツ界の魔の病・イップス克服の虎の巻

日本ハムのエースとして活躍した岩本勉さんもかつてはイップスに悩まされた=2004年、神戸 日本ハムのエースとして活躍した岩本勉さんもかつてはイップスに悩まされた=2004年、神戸

 突然何かのきっかけで野球選手がボールを投げられなくなったり、ゴルファーがパットを打てなくなる。メンタルや技術面に原因があるとされながら、明確な解決法が定まっていない問題に正面から取り組んだノンフィクション「イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち」(沢宮優著、角川書店)が1月末に刊行された。

 自分がイップスであったことを認めるスポーツ選手は少なく、これまではタブー視されるテーマでもあったが、本書には5人のアスリートが登場し、自分のかつての経験を証言している。

 このうち、プロ野球・日本ハムの元投手で、解説者の岩本勉さん(46)は1990年にドラフト2位で入団。2軍のバント処理の練習で投球中にうまくストライクが入らず、守っていた野手が舌打ちしたのが聞こえてイップスとなり、ボールをコントロールできなくなる。

 やがて暴投を怖がってブルペンで受けてくれる捕手はいなくなり、打撃練習でも打席に入る打者は皆無となった。熱心な投手コーチの指導や、夜中まで練習に付き合ってくれた後輩選手らの協力のお陰もあってイップスを克服。

 98年からは2年連続2ケタ勝利を挙げ、エースとなった岩本さんは「(周りに)イップスですと公言した方が早く治る。自分をあるがままに認めて開き直れるかが大切」と証言する。

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