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【プロ野球】野球殿堂入りの金本知憲氏「驚きと喜び交錯」 1492試合連続フルイニング出場

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野球殿堂入りの金本知憲氏「驚きと喜び交錯」 1492試合連続フルイニング出場

野球殿堂入りが決まった阪神の金本監督(右)と、巨人の原前監督は、4日に亡くなった星野仙一さんのレリーフに触れた=野球殿堂博物館(矢島康弘撮影) 野球殿堂入りが決まった阪神の金本監督(右)と、巨人の原前監督は、4日に亡くなった星野仙一さんのレリーフに触れた=野球殿堂博物館(矢島康弘撮影)

 不思議な巡り合わせだった。金本監督は昨年、野球殿堂入りし今月4日に急逝した星野仙一さん(享年70)の後を追いかけるように、49歳で勲章を手にした。「驚きと喜びが交錯している。僕でいいのかなと恐縮する思いが強い」

 2002年のオフに広島から阪神に移籍した。阪神の監督だった星野さんの熱烈な誘いで決断した。殿堂入りで恩師に肩を並べ「やっぱり面と向かって報告したかった」との思いが去来した。

 現役引退から5年。松井氏と同じく、資格1年目での快挙だった。1492試合連続フルイニング出場は世界記録。2004年7月30日の巨人戦で左手首剥離骨折の中、右手一本で安打を放った場面はいまも語り草だ。

 本人が最も誇る記録がある。広島時代に達成した1002打席連続無併殺の日本記録だ。「足が調子悪いときも一塁まで全力で走った。いまの選手にも胸を張って言える」。プロに入った当初は体が細かった。首脳陣から「打球を転がせ」と言われたのが全力疾走のきっかけだった。

 初めてシーズンの規定打席に到達したのは27歳だった。高校時代から注目された松井氏とは対照的な遅咲きにも「東京ドームの看板に本塁打をぶつけたのは僕が先だね」と笑う。努力すればチャンスは転がっている。それが若手へのメッセージだ。(丸山和郎)

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