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【春の高校バレー】大阪・金蘭会、主役は1年・宮部愛芽世 強烈スパイクに姉の思い乗せて

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【春の高校バレー】
大阪・金蘭会、主役は1年・宮部愛芽世 強烈スパイクに姉の思い乗せて

第3セット、得点が決まり歓喜する金蘭会・宮部愛芽世(3) =7日、東京体育館(福島範和撮影)  第3セット、得点が決まり歓喜する金蘭会・宮部愛芽世(3) =7日、東京体育館(福島範和撮影) 

 昨年果たせなかった決勝への舞台。チームを導いたのは1年生アタッカー、宮部愛芽世(あめぜ)の力強いスパイクだった。昨年までの金蘭会のエースで、会場に応援に駆けつけた姉の藍梨(あいり)さんの分までコートに打ち込んだ。

 第1セット立ち上がり。ユース日本代表の西川有喜(2年)のスパイクが相手ブロックに遭い、決まらない。10-15とリードされると、セッター中川つかさ(2年)は今大会、調子の良い宮部にボールを集めた。

 昨年準決勝で敗れ、涙を流した藍梨さんは観客席から声を張り上げ、後輩たちを応援した。妹の性格を「負けず嫌い。私への対抗心がある」と言えば、愛芽世は「私は姉に比べて背が小さく下手。私にしかできないことをしたい」。猛練習で鍛えられた愛芽世の高速スパイクが次々に決まり、逆転で第1セットを先取した。

 第2セットは下北沢成徳に奪い返されたが、相手の得点源を見抜いた池条義則監督は選手に「石川に3枚ブロックでつけ」と指示。西川らが次々とブロックポイントを挙げ、強敵を3-1で下した。

 宮部はチーム最多の19得点。スパイク決定率は50%を超えた。主将の林琴奈(3年)は「宮部が毎日『絶対に日本一になりましょうね』と言ってくるんです」と笑顔を見せた。ベスト4の壁を乗り越えた金蘭会に、新たなヒロインがセンターコートで輝いた。(佐々木正明)

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