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【春高バレー】下北沢成徳、8強の壁突破 主将・椎名真子が冷静に引っ張る

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【春高バレー】
下北沢成徳、8強の壁突破 主将・椎名真子が冷静に引っ張る

準々決勝下北沢成徳(東京)対奈良女(奈良) 第2セット、得点に喜ぶ下北沢成徳の選手。中央に椎名真子(4)=6日、東京体育館(須谷友郁撮影) 準々決勝下北沢成徳(東京)対奈良女(奈良) 第2セット、得点に喜ぶ下北沢成徳の選手。中央に椎名真子(4)=6日、東京体育館(須谷友郁撮影)

 ピンチにも動ぜず、準決勝進出の原動力となった。下北沢成徳は準々決勝で第1セットを簡単に奪ったが、第2セットでエース石川真佑(2年)のスパイクミスが続き、ばたついた。冷静だったのは昨年の「春高」で頂点を知る椎名真子主将(3年)だった。「集中するよ! 集中」と焦る後輩らを落ち付かせ、流れを引き戻した。

 高校総体や国体は似たような状況からリズムを崩し、いずれも準々決勝で敗れた。3回戦で警戒していた聖和女学院に勝利し「少し気が緩まった部分があった」とは石川。小川良樹監督は「リベロの岩沢(実育)と椎名が持ち味をしっかり発揮してくれた」と立て直した3年生2人をたたえた。

 絶対的なエースだった黒後愛(現・東レ)の後を継ぎ、主将に抜擢(ばってき)された。人に指示をするのが苦手で、最初は「不安しかなかった」と明かす。自分なりの形で「2年生の負担を少しでも減らしてあげられたら」と、ここまでチームを引っ張ってきた。

 これで、今季越えられなかった8強の壁を突破した。3年連続のセンターコートで迎え撃つは、ユース日本代表6人を擁する金蘭会だ。国体では、金蘭会主体の大阪選抜に涙をのんでいた。「総体も国体も優勝できなかったけど、一番取りたいのは春高。国体の悔しい思いをぶつける」。普段は控えめな主将が力強く言い切った。(川峯千尋)

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