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【春高バレー】柏井、止められても外れても貫いたセンター速攻

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【春高バレー】
柏井、止められても外れても貫いたセンター速攻

【柏井-三重】第2セット、柏井の関(1)が間野(2)にトスを上げる。2人の速攻で流れを引き寄せた (佐藤徳昭撮影) 【柏井-三重】第2セット、柏井の関(1)が間野(2)にトスを上げる。2人の速攻で流れを引き寄せた (佐藤徳昭撮影)

 第1セット、6-10。緊張からか柏井の動きは硬かった。国安鉄太郎監督の声が飛んだ。「自分たちのバレーをやるだけだろ」。目が覚めた。セッター関菜々巳主将(3年)と2年生センター、間野安里彩のコンビなどで8連続得点してリズムをつかみ、ストレート勝利を手繰り寄せた。

 ユース日本代表の司令塔でもある関は、センターの速攻にこだわった。止められても、決まらなくても、間野、村松美月(2年)にトスを上げ続けた。「ここで勝つだけならサイドを使えばいい。勝ち上がるにはセンターを使うことに早く慣れておかないと」。先を見据えた判断だった。

 苦い記憶がある。前回の千葉大会決勝は速攻が決まらず敬愛学園に敗れて「春高」を逃した。この1年はレシーブが乱れた状況をつくり、どんな体勢やタイミングからでも速攻を繰り出せるトス練習を繰り返してきた。

 日本一を狙う今季は総体8強、国体3位の成績を残す。「きょうは全部が反省。次は柏井のバレーをやりきりたい」と主将。自らのトスで道を切り開く。(川峯千尋)

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