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【箱根駅伝】東洋大2位、悔しさと達成感 「来年は真っ向勝負できる」

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【箱根駅伝】
東洋大2位、悔しさと達成感 「来年は真っ向勝負できる」

【第94回箱根駅伝】総合2位でゴールする東洋大学10区の小笹椋 =3日、東京・大手町(早坂洋祐撮影) 【第94回箱根駅伝】総合2位でゴールする東洋大学10区の小笹椋 =3日、東京・大手町(早坂洋祐撮影)

 2位。東洋大の選手たちの胸には悔しさと達成感が交錯していた。青学大に逆転優勝をさらわれた半面、低い下馬評を覆して存在感を示した。10区で区間賞に輝いた3年の小笹は「青学大が1枚も2枚も上だった。ここからレベルアップしていく」ときっぱり言った。

 往路でもぎとった36秒の貯金を6区で簡単にはき出し、8区の終了時点では逆に6分以上も先行された。「こっちの弱いところ(6~8区)に青学大は強い選手を当ててきた。ジャブではなくてストレートを食らわされた」と酒井監督。選手層の差は明らかだった。

 手応えはある。選手10人中9人が3年生以下で「次」がある。往路は1年生を3人起用して優勝した。指揮官は「来年は青学大と真っ向勝負ができる」と力を込めた。

 10年連続で3位以内を維持し、選手が入れ替わっても、きっちり結果を残している。酒井監督は「学年や過去の実績では走らせない」と明確な方針を掲げる。今大会は昨年、9区で区間賞の野村を外した。1年生にも上級生と同じく30キロ走を課すなど、全選手を競わせて、地に足がついた強さを育んでいる。。

 来季へ選手の表情は明るい。3区で区間賞に輝いた3年の山本は「出雲、全日本駅伝と合わせ『3冠』を獲る走りがしたい」。夢物語ではないと思わせる若い力での2位だった。(浜田慎太郎)

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