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【栄光へアタック 春高バレー】(3)金蘭会(大阪・女子) 世界体感 パワーアップ

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【栄光へアタック 春高バレー】
(3)金蘭会(大阪・女子) 世界体感 パワーアップ

 全国屈指の強豪校、金蘭会(大阪)が春高でのリベンジに燃えている。

 今夏の高校総体2回戦で誠英(山口)にまさかのストレート負け。序盤の劣勢を挽回できず、あっという間に夏が終わった。失意を味わった主将の林琴奈(ことな)(3年)は「最初から気持ちで負けていた」と振り返った。

 チームで敗因を話し合ったり、試合で露呈した弱点の補強練習を行ったりする間はなかった。直後にアルゼンチンで開催される世界ユース選手権に出場するため、日本代表に選出されていたレギュラー6人が大阪を離れた。

 各国代表との試合の先発にはアタッカーの曽我啓菜(はるな)、西川有喜、セッターの中川つかさ、リベロの水杉玲奈(れな)の2年生4人が入った。世界レベルの高さと速さ、そしてうまさを目の当たりにした金蘭会メンバーは経験値を一気に高めた。

 ロシアにはストレート負けしたものの、他の試合ではほぼ優位に進め、結果はアジア勢最高の5位。西川は「相手の高いブロックをかいくぐって、いかに得点するかを学んだ」と話し、代表チームで他校の精鋭アタッカーとも組んだ中川は「世界で通用するやり方をすれば、日本でも通用する。バックアタックの成功率が大事であることを悟った」と語った。

 6人の帰国後、チームは再生した。大阪選抜として臨んだ秋の国体では優勝。昨年のチームで活躍した宮部藍梨(あいり)の妹、1年の愛芽世(あめぜ)が春高大阪府大会で活躍して圧倒的な強さを見せ、今大会でも「頭一つ抜けている」と優勝候補の筆頭に挙げられている。

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