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【春高バレー】チーム紹介 女子・増穂商 手厚い指導、心技ともに向上 山梨

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【春高バレー】
チーム紹介 女子・増穂商 手厚い指導、心技ともに向上 山梨

 「全国大会で中途半端な戦いをしていたら、あっという間に試合が終わるぞ」

 今月10日、群馬県のチームを招いての練習試合。堀井清作監督の声が飛ぶ。平成18年以来、11年ぶりに増穂商バレー部で指揮を執る。試合中はコートの脇にずっと立ちながら、指示を出す。

 堀井監督は昨年まで、辻智之前監督の元でコーチを務めた。今年からは技術面を含め全体を総括する。一方、辻前監督はマネジャーとして、個々の選手の弱点を指導する。新チームを編成する際に、2人の話し合いで役割分担をより明確にしたという。

 「部員が多くないチーム。試合に出ていない選手の技術も上げ、全体の底上げをしていかねばならないと思い、辻先生と役割分担することにした」と堀井監督。

 主将の二宮香菜は「昨年までは辻先生に技術もメンタルも指導していただいたが、全員に指導が行き届かない場合も出てくる。今は技術を堀井先生、メンタルを辻先生に主に指導していただくので、全体の力がレベルアップした」という。

 「堀井先生は練習では厳しいが、試合本番になると『いまやらなきゃ、いつやるの』『やることやれば勝てるから』みたいな声かけをして、選手のやる気を起こさせてくれる」とも。

 アタッカーの小沢茉奈も「これまでのレフト中心に加え、センターやライトが絡む攻撃も多くなった。その際、1本目のレシーブが大事ということが分かってきたので、以前よりレシーブ練習をして、つなぎを大切にしている」と変化を感じている。

 レギュラーは昨年、3年生が中心だったが、今年は3年生2人、2年生2人、1年生3人という構成だ。

 堀井監督はチームの成長について「守りで粘り強くなった」と手応えを語る。主将の二宮も「リベロの一瀬りさを振り出しに、左右、真ん中のどこからでも攻撃できる」ことが強みだという。

 一方、試合では若いチーム特有のムラや、冒頭でエンジンがなかなかかからず、もたつく場面もあるという。小沢は「出だしのレシーブで焦ってしまうことが多い。落ちついてボールを上げていきたい」と改善への意欲を語る。

 全国大会の初戦。相手は兵庫県代表の氷上だ。「練習試合でも対戦したことがないが、インターハイで見たときに身長のあるチームという印象だ」と堀井監督。

 「相手ブロックを散らせるような攻撃ができれば勝機をつかめる」と二宮。昨年は初戦で敗退したが、「フェイントの小技やバックアタックを入れるなど工夫している。まずは目の前の1回戦を突破する」(3年の寄特菜々美)と雪辱を期す。 

                   ◇

【登録予定選手】

 1小沢茉奈   (1)170

 2寄特菜々美  (3)162

 3二宮香菜   (3)175

 4楯ちひろ   (3)172

 5清水捺未   (2)171

 6小泉海藍   (2)170

 7上野まどか  (1)166

 8高橋響    (2)163

 9内田萌衣   (1)172

 10富士原天音 (1)163

 11玉崎瑠菜  (2)163

 12一瀬りさ  (1)160

 13赤池のあ  (2)152

 14渡辺鮎奈  (2)166

 15後藤葉那  (1)165

 16植松音美  (1)153

 17斉藤理子  (1)150

 18小松莉穂  (1)153

 ※左から背番号、氏名、学年、身長

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 ■選手ひとこと

 小沢茉奈 「今まで支えてくださった多くの方々のためにも頑張りたい。チャンスを無駄にしないよう次につなげる」

 寄特菜々美 「このチームでできる最後の試合。憧れの場所で、今までの思いを全部ぶつけて全力で頑張りたい」

 二宮香菜 「勝っても負けても最後の試合。このチームでバレーができる幸せをかみしめながら全力でプレーする」

 楯ちひろ 「3年間の集大成。今まで応援してくれた多くの方々に恩返しするためにも一生懸命プレーして勝つ」

 清水捺未 「チーム目標の全国ベスト16。まずは初戦突破を目指しチーム一丸で増穂旋風を巻き起こす」

 小泉海藍 「コートの中で高校生らしく謙虚に声を出してチームに貢献できるように全力でプレーをする」

 上野まどか 「夢の舞台に立てるように、自分でチャンスをつかみとり、先輩たちと一緒にコートに立って戦いたい」

 高橋響 「応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れずチームの約束事『高校生らしさ』を出して戦う」

 内田萌衣 「春高という夢の舞台でコートに立てるように頑張る。3年生との最後の大会なので楽しんで盛り上げる」

 富士原天音 「3年生とプレーできる最後の大会なので、悔いが残らないように全力で戦いたい」

 玉崎瑠菜 「チームが勝つために、自分ができることを精いっぱいの力でやって、一戦一戦を全力で戦い、勝つ」

 一瀬りさ 「ずっと憧れていた舞台。3年生との最後の大会で悔いが残らないように全力で最高のプレーをする」

 赤池のあ 「チームの課題『心のつながり』『思いやり』を持って、チームに貢献できるようにしていきたい」

 渡辺鮎奈 「チームの一員として自分のできる精いっぱいのことをする。高校生らしく元気に明るく、謙虚に」

 後藤葉那 「コートの中まで届くように全力で声を出す。3年生と少しでも長くバレーができるように頑張る」

 植松音美 「今までの悔しい思いをバネに、憧れのコートでプレーしたい。3年生との最後の大会を楽しみたい」

 斉藤理子 「コートに立ったら自分のサーブで流れをつかみ、少しでもチームに貢献できるように頑張りたい」

 小松莉穂 「みんなでつかんだ切符。春高で大暴れし、3年生と笑顔で終わることができるように全力でサポートしたい」

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