産経ニュース

【フィギュア】宇野昌磨、最後に転倒も100点超えでSP2位スタート

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【フィギュア】
宇野昌磨、最後に転倒も100点超えでSP2位スタート

ジャンプの着氷で転倒し、苦笑いを浮かべる宇野昌磨=7日午後、名古屋市・日本ガイシホール(納冨康撮影) ジャンプの着氷で転倒し、苦笑いを浮かべる宇野昌磨=7日午後、名古屋市・日本ガイシホール(納冨康撮影)

 完璧な演技でフィナーレへと向かった終盤、宇野に落とし穴が待っていた。最後のジャンプとなったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。跳び上がった瞬間から軸が傾き、乱れた着氷で踏ん張れず派手に転んだ。

 「踏み切りで失敗した」と演技後に舌を出して苦笑い。今大会から編曲した影響で、演技が規定時間を超える減点もあったが、それでも大台の100点を超えて2位につけた。

 「躍動感が出せた」と演技内容は手応え十分だった。冒頭の4回転フリップ、後半の4回転-3回転の連続ジャンプは素早い回転で高さもあった。スピンとステップはすべて最高難度のレベル4を獲得。表現力を示す5項目の演技構成点も9点台をそろえた。

 「落ち着いて滑ることができた」。大舞台でも平常心を貫けた要因は万全の調整にあった。インフルエンザ明けの調整不足で精彩を欠いた先月のフランス杯の反省から、帰国後に妥協のない練習を積んできた。

 重点を置いたジャンプ練習は体への過度な負担を避け、基本に戻って3回転ジャンプを多く跳んで感覚を養うなど、工夫も凝らした。開幕前から「やってきたことを無駄にしないように、満足のいく演技をしたい」と自信を見せていた。

 8日のフリーは、GPシリーズで回避してきた4回転サルコーを投入し、4種類5本の4回転に挑む。「温かい声援」が心強い地元開催のファイナルで、狙うは逆転での初優勝だ。(田中充)

このニュースの写真

  • 宇野昌磨、最後に転倒も100点超えでSP2位スタート

「スポーツ」のランキング