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世界から見た大相撲問題の本当の「異常さ」

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世界から見た大相撲問題の本当の「異常さ」

大会前日に、力士同士が一緒に酒を飲んでもいいのか 大会前日に、力士同士が一緒に酒を飲んでもいいのか

 結局、外国人には大相撲が「Fixed」であるかのように映ってしまう。少なくとも、世界的にもそう認識されても仕方がないということだ。欧米ではどんなスポーツも賭博の対象になっているし、勝負には多額の賞金が出る。例えば、今回の騒動を報じた英公共放送BBCは、顛末に加えて、力士がトップに上り詰めると、スポンサー料などを含め月に6万ドルは稼ぐと書いている。大金が動く勝負の世界では、「真剣勝負かどうか」「不正はないか」というのは非常に大事な部分である。

 週刊新潮は12月7日号で、モンゴル力士同士の「星のまわし合い」(いわゆる“無気力相撲”を取るなど)について詳細な記事を掲載している。それを受けて、日本相撲協会は抗議文を送ると発表しているが、もちろんこうした疑惑はこれまでも相撲の世界で何度も指摘されてきた話である。にもかかわらずモンゴル人力士同士が大会前日に一緒に酒を酌み交わしていたという事実自体、相撲界の認識の甘さを露呈している。

大会前日に酒を酌み交わす問題

 外国の相撲ウォッチャーの間で、相撲は「Fixed」だと見ている人は少なくない。その理由のひとつには、2007年に米国で出版されたベストセラーの『Freakonomics(邦題:ヤバい経済学)』という書籍がある。ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー氏と、大学教授のスティーヴン・D・レヴィット氏が共同で書いた同書には、相撲についての話が登場する

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