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【レスリング】全日本学生王者がトレセン合宿で頸椎損傷の大けが 開設以来、最悪の事故か

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全日本学生王者がトレセン合宿で頸椎損傷の大けが 開設以来、最悪の事故か

味の素ナショナルトレーニングセンター=東京都北区(戸加里真司撮影) 味の素ナショナルトレーニングセンター=東京都北区(戸加里真司撮影)

 日本レスリング協会が9月中旬に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行った強化合宿で、大学3年の男子選手(21)が首に大けがを負っていたことが21日、複数の関係者への取材で分かった。けがをした選手はグレコローマンスタイル85キロ級の全日本学生王者。頸椎損傷で現在も入院生活を余儀なくされている。

 五輪競技の強化拠点としてNTCが開設された平成20年1月以降、最悪の事故とみられる。

 男子選手が事故に遭ったのは9月13日。今年の世界選手権に出場した代表選手とのスパーリング中に頭から落ち、病院へ救急搬送された。強豪大学に在籍し、強化合宿には学生選抜の一員として参加していた。

 協会は重大事故として日本オリンピック委員会(JOC)や、NTCを管理する日本スポーツ振興センターを通じて、スポーツ庁に報告したが、一般には公表していなかった。

 強化関係者は産経新聞の取材に「少しでも回復してくれることを願っている」と語り、別の協会幹部は「スパーリング相手の心のケアも含めて、できる限りの対応を協議している。治療に専念できるように、適用できる保険などの情報も必死に集めている」と話した。

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