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【ドーピング問題】露、平昌五輪除外か 国家ぐるみドーピング認めず WADA、資格停止継続

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【ドーピング問題】
露、平昌五輪除外か 国家ぐるみドーピング認めず WADA、資格停止継続

平昌五輪でメダル候補とみられる主なロシア人選手とチーム 平昌五輪でメダル候補とみられる主なロシア人選手とチーム

 【ソウル=桜井紀雄】世界反ドーピング機関(WADA)は16日、ソウルで理事会を開き、組織的ドーピング問題によるロシア反ドーピング機関(RUSADA)の資格停止処分を継続する方針を決めた。資格回復が見送られたことで、ロシア選手団が韓国で来年2、3月開催の平昌五輪・パラリンピックに出場できない可能性が高まった。

 WADAは、ロシア側に提示した条件が満たされなかったと結論付けた。ロシアの国家ぐるみのドーピングを認定した調査チームの報告書内容を公式に認めるよう要求していたが、ロシア側は一貫して疑惑を否定。モスクワの検査所で保管している選手の尿検体の提供にも応じなかった。

 ロシア陸上界の組織的ドーピング問題を受け、WADAは2015年11月からRUSADAの資格を停止している。露連邦捜査委員会は今月8日、国家ぐるみのドーピングはなかったとする捜査結果を発表した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、14年のソチ五輪で採取した露選手の検体の再検査を実施しており、既に失格者が相次いでいる。今回のWADAの決定も踏まえて、12月の理事会で平昌大会への出場の可否を最終判断する方針。

 国際パラリンピック委員会(IPC)も年内には決定を出す見通しだが、RUSADAの資格回復を「大きな判断材料」とみており、露選手団の平昌出場は極めて難しい状況だ。昨年のリオデジャネイロ大会ではロシアを全面除外した。

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