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バスケ、戦略的反則がなくなる? 国際連盟、ルール厳格化

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バスケ、戦略的反則がなくなる? 国際連盟、ルール厳格化

 バスケットボールではなじみの光景が、今季からあまり見られなくなるかもしれない。国際連盟(FIBA)は8月、故意性が強く、正当にプレーしていないと見なされた場合に宣告される「アンスポーツマンライク(スポーツマンらしくない)ファウル」(アンスポ)の反則を厳格に適用するよう、加盟国に通達した。アンスポは通常のファウルより罰則が厳しい。リードされているチームが試合終盤に逆転を狙い、戦略的に反則を犯す「ファウルゲーム」に打って出るケースは少なくなりそうだ。

Bリーグでも

 アンスポはこれまで、相手のユニホームをつかむ行為や過度な接触などに対して宣告されていたが、FIBAは8月の通達で「守備側が直接ボールにプレーせず、速攻を止めることだけを目的とした必要のないファウル」も対象に加えた。日本協会の宇田川貴生審判部長は「FIBAは“クリーンバスケット”を求めており、戦略的なファウルは必要ないというのがベースにある」と説明。日本では来年4月から全カテゴリーで適用されるが、すでに開幕した男子Bリーグ、女子Wリーグは先行して新ルールが用いられている。

大きいリスク

 大きく影響しそうなのが試合終盤にみられる「ファウルゲーム」だ。反則で時計を止めて攻める時間を確保しつつ、相手フリースロー後の逆襲を狙う策だが、アンスポを宣告されればフリースロー後、相手ボールのスローインで試合再開となるため、再びボールを奪いにいかなくてはならない。さらに通常のファウルは5つで退場だが、アンスポは2つで退場とリスクも大きい。

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