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【大相撲秋場所】大栄翔、鋭い攻め 伸び盛り23歳は1敗キープ 7日目

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【大相撲秋場所】
大栄翔、鋭い攻め 伸び盛り23歳は1敗キープ 7日目

佐田の海(下)をはたき込みで破った大栄翔=両国国技館 佐田の海(下)をはたき込みで破った大栄翔=両国国技館

 伸び盛りの23歳が、快調に白星を積み重ねている。大栄翔は、攻めの相撲で佐田の海をはたき込み1敗を堅持。同じ部屋の大翔丸とともに首位に立ち、「部屋全体が明るい」とほほえんだ。

 いつも通りの先に両手を付いて相手を待つ潔い立ち合いから、もろ手で攻めた。反撃の余地を与えぬ鋭い突き押しで土俵際まで追いこみ、佐田の海が左に回ってしのごうとした動きを慌てずに見極めてはたき込んだ。

 まだ7日目で、優勝争いへの意識は「まったくない」と苦笑い。心のうちは晴れやかで「勝っていくと、自分でも調子がいいのかなと思ってしまう。いい勘違いとでもいうのか。そんな気分」と楽しそうに表現した。

 名門・埼玉栄高を経て平成24年初場所に初土俵を踏んだ。所属する追手風部屋では人気者の遠藤の陰に隠れていたが、4年弱で新入幕を果たし、今年5月の夏場所では横綱、大関へ初挑戦、と順調に歩んできた。

 最近では稀勢の里から稽古相手に指名されることが多く「自分にとってプラスしかない。何かをつかまないといけない」と、横綱の胸に真っ向からぶつかり続けている。

 阿武咲や貴景勝ら、年下力士の活躍に「いつまでも若手じゃない。早く上に戻りたい」と刺激を受けている。新鋭の切磋琢磨(せっさたくま)が休場者続出の場所を盛り上げている。(藤原翔)

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