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【スポーツ異聞】杜撰な運営が露呈したVリーグ機構 仙台の譲渡無効問題で泣くのは選手 

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【スポーツ異聞】
杜撰な運営が露呈したVリーグ機構 仙台の譲渡無効問題で泣くのは選手 

譲渡無効騒動で仙台ベルフィーユの選手の中には、やむなくバレーをあきらめた者もいるという(チームのホームページから) 譲渡無効騒動で仙台ベルフィーユの選手の中には、やむなくバレーをあきらめた者もいるという(チームのホームページから)

 重要な譲渡条件をなぜ書面で伝えなかったのか。会見で記者から問われた機構の沖隆夫事務局長は「完全な落ち度」と非を認めたが、「口頭では条件はきちんと伝えていた」と主張。譲渡前に両チームへ移籍者数を確認しなかったことについては、「両者の代表を信用していた」と責任転嫁するような言いぶりさえみられた。

 ■不安抱え練習、精神的に疲弊

 「悲しいというか、怒りというか…。一番かわいそうなのは選手たちですよ」。14年からチームを指揮してきた仙台の元監督・葛和伸元氏は嘆く。

 葛和氏によると、選手らは昨季のリーグ戦が終わった直後の3月下旬、突如、仙台を訪れた姫路の関係者からチーム存続の危機を知らされたという。「チームがなくなるから、バレーを辞めるか姫路に来るか判断してほしい」。仙台運営陣が、選手へ状況説明する時期を模索していた矢先のことだった。

 来季へ気持ちを新たにしていた選手はひどく動揺した。詳しい状況も分からず、不安な気持ちを抱えながら練習に取り組まなければならなかった。葛和氏によると、選手のうち4人は一連の騒動で精神的に疲弊し、バレーから離れる決断をしたという。

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