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【J・今節のツボ】FC東京、新監督で臨む残り9試合 今後へのビジョン示せるか

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【J・今節のツボ】
FC東京、新監督で臨む残り9試合 今後へのビジョン示せるか

 今節、新たな指揮官の下で戦いに臨むのがFC東京だ。2年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目標に、FW大久保嘉人ら大型補強を敢行しながら中位に沈むチームは、9月10日に篠田前監督を解任。安間コーチを昇格させた。16日にホームに迎えるのは仙台。上昇気流を生み出せるか。

 FC東京が大なたを振るった。9日に行われたC大阪戦に1-4で大敗した翌10日、篠田前監督の解任を発表した。昨年7月、城福元監督の解任に伴い、コーチから昇格。チームは今季、ACL出場権の3位以内を目標に、2013年から3年連続得点王に輝いたFW大久保嘉ら実力者を積極補強した。開幕戦では昨季J1王者の鹿島に勝利するなど上々の出だしだったが、中盤の6戦連続勝ちなしがあるなど失速。最近は公式戦5連敗中で、J1は9勝6分け10敗の勝ち点33で10位に沈んでいた。

 安間新監督はコーチからの昇格。甲府や富山で指揮を執った経験があり「1試合1試合を全力で、FC東京らしく戦っていきたい」と強調した。今季、シーズン中の監督交代は鹿島、大宮、浦和、新潟、神戸、広島に次ぐ7チーム目。過去最多だった08年の8チームに次ぐ。英断を下したことで、成績を回復させたチームが多い。安間新監督にも残り9試合で1つでも上の順位に行くことが求められている。

 チームは2年連続で監督をシーズン途中に解任する憂き目にあっている。安間監督も今季限りの予定で、今後への明確なビジョンを見いだせていない。来季以降にチームが進むべき方向性を示すためにも、残された試合は重要な意味を持つことになる。(16日午後7時、東京都・味の素スタジアム)

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