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【大相撲秋場所】豪栄道が大関の意地、快進撃の阿武咲に初黒星 「まだまだ」 

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【大相撲秋場所】
豪栄道が大関の意地、快進撃の阿武咲に初黒星 「まだまだ」 

阿武咲を押し出しで破った豪栄道=15日、両国国技館(加藤圭祐撮影) 阿武咲を押し出しで破った豪栄道=15日、両国国技館(加藤圭祐撮影)

 完勝ではないが、負けなかったことに意味がある。出場する役力士を撃破してきた阿武咲を、豪栄道が止めた。“最後の砦(とりで)”として何とか意地を見せ「どちらかというと、そういうのは気合が入る方だから」と控えめにうなずいた。

 「芯の入ったいい当たりだった」と豪栄道が認めるように、踏み込みと出足は阿武咲が上だった。右で張って左を差したが止められない。たまらず後退した土俵際。差し手を抜いて左に回りながら体を入れ替えた。標的を失い、つんのめった相手をぽんと一押し。辛くも勝負を制した。

 ただ一人勝ちっ放しだった21歳の新鋭を止め、1敗を堅持。首位に並んでも「まだまだ」と充実感は一切ない。ここまで左前みつを引き、右を差して攻める持ち前の取り口が見られないからだ。3日目の嘉風、4日目の栃ノ心戦では立ち合い変化に頼るなど、勝ちに徹している。

 早い段階で勝ち越してかど番を抜け出せば、肩の力も抜けて本来の力強い相撲が取れるはず。本人は場所前から「下を見てもしょうがない。上を見てやる」と、かど番で初優勝を全勝で飾った昨年秋場所の再現へ意欲を示していた。

 賜杯を抱いてからは低迷し、一度も2桁勝利すらないが「集中してやれば結果はついてくる。信じてやる」。99年ぶりに3横綱2大関が休場する異例の場所で、31歳は再び輝きを取り戻す闘いに挑んでいる。(藤原翔)

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