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【夏季五輪】魅力的五輪、示せるか IOCに時間的猶予 改革の好機

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【夏季五輪】
魅力的五輪、示せるか IOCに時間的猶予 改革の好機

近年の五輪招致 近年の五輪招致

 2024年夏季五輪の開催都市がパリ、28年はロサンゼルスに正式決定した。両都市では祝賀ムードに包まれ、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「この歴史的な2大会同時決定はIOCと両都市にとってウィン、ウィン、ウィンの状況だ」と歓迎した。しかし、24年の招致レースでは、巨額の財政負担を敬遠して立候補都市の撤退が相次ぎ、五輪招致熱が冷え込むことへの危機感が浮き彫りに。32年夏季五輪選定まであと8年と猶予期間を得たIOCは五輪改革が急務となる。

 4年前、IOCのロゲ前会長による「トーキョー」のコールに歓喜と落胆が交錯したブエノスアイレスの光景は、どこにもなかった。バッハ会長の右にイダルゴ・パリ市長、左にはガーセッティ・ロサンゼルス市長。3人の「勝者」は肩を組み、控えめな笑顔で喜びを表現した。

 財政負担への懸念からブダペスト、ハンブルク(ドイツ)、ローマが2024年五輪の招致レースから撤退し、パリとロスの一騎打ちとなった3月から、IOCは28年五輪との同時決定へのシナリオを描きだした。「今後11年間の五輪の安定を保証できることは特別だ」とバッハ会長。11年先の社会状況の変化といったリスクに目をつぶってでも、当面の五輪存続を優先させた形だ。

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