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【大相撲秋場所】日馬黒星…勝ち負け以前にお粗末 立ち合い不成立と勘違い 3日目

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【大相撲秋場所】
日馬黒星…勝ち負け以前にお粗末 立ち合い不成立と勘違い 3日目

取組後に右手を上げ、待ったをアピールする日馬富士。琴奨菊(手前)に寄り切りで敗れた=両国国技館 取組後に右手を上げ、待ったをアピールする日馬富士。琴奨菊(手前)に寄り切りで敗れた=両国国技館

 どうにも締まらない。初日から不在の3横綱に加え、主役候補だった高安までもが休場し、土俵を去った。必然的に自身初めて一人横綱として闘っている日馬富士にかかる期待が増す。しかし、結びで見せた相撲はあまりに見苦しかった。

 先に踏み込んで当たるも、琴奨菊が手をついていないと思ったのか、力を緩める。もろ差しで懐に潜った相手の背中を右手で4度ぽんぽんとたたいて、立ち合い不成立を主張。しかし、時すでに遅し。自ら下がるように土俵を割り、何もできぬまま敗れた。勝ち負け以前に、お粗末な内容だ。

 勝負が付いた後も日馬富士は右手を挙げて訴えたが、結果は変わらない。支度部屋では「まあ見ての通り。もったいない」とため息をついた。

 勝負を裁いた立行司の式守伊之助は「問題ない」と一蹴。土俵下の山科審判長(元小結大錦)も「(中に)入られてしまって『あっ』となり、待ったをしたのではないか。横綱は受けて立つ立場だ」と突き放した。

 優勝争いを牽引(けんいん)すべき横綱に消化不良の相撲で早くも土がついた。「こういうのはけっこう引きずるんだよな」と山科審判長は懸念。日馬富士は「今日は今日。明日は明日」と前を向こうとした。

 看板力士が次々といなくなる異例の状況で残った出場力士が熱戦を繰り広げなければ、ファンはやりきれない。(藤原翔)

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