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【柔道】五輪イヤーの全日本柔道、“聖地”武道館使えず 伝統の大会は代替会場で

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五輪イヤーの全日本柔道、“聖地”武道館使えず 伝統の大会は代替会場で

柔道・全日本選手権決勝。ウルフ・アロン(左)を攻める王子谷剛志。延長の末、優勢勝ちで優勝を果たした=4月29日、東京・日本武道館 柔道・全日本選手権決勝。ウルフ・アロン(左)を攻める王子谷剛志。延長の末、優勢勝ちで優勝を果たした=4月29日、東京・日本武道館

 2020年東京五輪開幕まで24日であと3年。五輪会場の整備が進む中、五輪イヤーの平成32年に開催される柔道の日本一決定戦、全日本選手権が“聖地”日本武道館(東京都千代田区)で実施できないことが22日、分かった。五輪会場の改修工事期間と重なるためで、昭和40年から武道館で毎年開催されてきた伝統の大会は代替会場での開催を余儀なくされる。

 3年後の東京五輪で日本武道館は柔道と空手の会場となるため、五輪前年の夏、柔道の世界選手権などを開催後、武道館の本館はバリアフリー化などの改修に入る。リニューアル工事は五輪直前の平成32年7月までの予定で、恒例で4月29日に開催される全日本で使用できなくなった。

 武道館は1964(昭和39)年東京五輪で初めて採用された柔道競技の会場として建設された。体重無差別で争われる全日本のタイトルは、全柔道家にとっての目標。山下泰裕氏(現・全日本柔道連盟会長)は昭和52年から前人未到の9連覇を達成した。山下氏に阻まれ、全日本よりも先に五輪と世界選手権を制した斉藤仁氏は「エベレストには登ったが、まだ富士山には登っていない」と名言を残した。

 代替候補として東京体育館(東京都渋谷区)などが挙がっている。

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