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【2018平昌五輪】IOC会長が文在寅氏の北選手団参加推進に支持を表明「オリンピック精神に合致」 南北合同チームには懐疑論も

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【2018平昌五輪】
IOC会長が文在寅氏の北選手団参加推進に支持を表明「オリンピック精神に合致」 南北合同チームには懐疑論も

ソウルの韓国大統領府でIOCのバッハ会長(左)と会談する文在寅大統領=3日(聯合=共同) ソウルの韓国大統領府でIOCのバッハ会長(左)と会談する文在寅大統領=3日(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国を訪れていた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と大統領府で会談し、「文大統領の南北和解と平和政策はオリンピック精神に合致する」と述べ、2018年の平昌冬季五輪への北朝鮮選手団の参加を推進する文氏の対話路線への支持を表明した。

 文氏は「IOCと五輪成功には北朝鮮の参加が望ましいとの認識を共有した。韓国政府も最善を尽くす」と強調。バッハ氏は東京五輪や北京冬季五輪を控えた日本や中国と「協力すれば、よいパートナーとなるだろう」とも付け加えた。

 文氏は6月24日、北朝鮮の演武団も参加したテコンドー選手権の開会式で、平昌五輪での南北合同チームの結成や合同入場行進を提案。今回、五輪を通じた南北関係改善策にIOCトップの支持を取り付けた形だが、合同チーム結成は、時間的制約もあり、実現は困難だとの見方が強い。

 選手権のため訪韓した北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員も、実現には「政治的環境が解決されなければならない」と否定的な見解を示した。バッハ氏も6月末の記者会見で「IOCの正式な決定は何もない」としていた。

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