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【アイスホッケー女子】
「五輪につながる試合を」、日本が快勝で今季国際大会全勝
20日のオーストリア戦で1部昇格を決めた日本は消化試合となった最終戦でも力を出し切った。「五輪につながるような試合にしようと言っていた」と大沢主将。充実のシーズンを完勝で締めくくった。
2分すぎ、味方が前線から重圧をかけてこぼれたパックを小野が拾って先制し、5分すぎには永野元の得点をアシスト。エース久保も加点し、第1ピリオドだけで3-0とした。
第3ピリオドには反則で相手より2人少ないピンチを招いたが、ゴール前を固めた。無失点で切り抜け「すっきり終われた」と山中監督は満足げだった。
今季の国際大会を全勝で終えた。「何をすれば勝てるかを全員が理解している」と大沢主将。ソチ五輪はほぼ全員が初の大舞台だった。五輪での勝利はチームの悲願。主将は「ソチの前よりは結果を残すことにフォーカスできると思う」と手応えをにじませた。(共同)