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【プロ野球】緊急登板、育成出身の巨人・篠原がプロ初登板初勝利 「うれしいの一言では…」

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【プロ野球】
緊急登板、育成出身の巨人・篠原がプロ初登板初勝利 「うれしいの一言では…」

プロ初勝利を挙げ、高橋由伸監督監督(左)と握手する巨人・篠原慎平=鹿児島・鴨池野球場(矢島康弘撮影)  プロ初勝利を挙げ、高橋由伸監督監督(左)と握手する巨人・篠原慎平=鹿児島・鴨池野球場(矢島康弘撮影) 

 巨人に待望の新星が現れた。3日前に支配下選手契約を結んだばかりの育成出身・篠原が、プロ初登板で初勝利を挙げる快挙を達成。「うれしいの一言では表せないくらいの感情です」。ウイニングボールを手にした26歳の笑顔が、鹿児島の地でまぶしく輝いた。

 出番は突然だった。先発の高木勇が二回の打席でバントの際に右手を負傷。グラウンドに戻ることができず、白羽の矢が立ったのが篠原だった。

 「急遽だったので、緊張する間もなかった。意外とすんなり入れた」。三回から登板し、いきなり1死一、三塁のピンチを招いたが、最も自信のある真っ直ぐで併殺に仕留めた。粘りの投球を続け、3回4安打無失点。まさに“救世主”の働きで、チーム4連勝の立役者になった。

 四国アイランドリーグplusの愛媛、香川を経て育成ドラフト1位で巨人へ。3年目の今季は2軍で9試合無失点と結果を残し、1軍の切符を勝ち取った。「自分が活躍することで独立リーグの認知度を上げて、これから入る選手の希望にならないと」。強い使命感が腕を振る原動力だ。

 同じ育成出身で自軍の中継ぎエースになった山口鉄に憧れる。偉大な先輩に近づく最初の一歩を踏み出した。高橋監督は「ナイスピッチング。次に向けて自信にしてくれれば」と目を細めた。(浜田慎太郎)

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