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【東日本大震災6年】ラグビーW杯キャンプ地立候補の石巻「支援への感謝伝える機会を」

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【東日本大震災6年】
ラグビーW杯キャンプ地立候補の石巻「支援への感謝伝える機会を」

ラグビースクールの子供たちの練習を見守る石巻ラグビー協会の佐々木会長(後列中央)ら=宮城県石巻市内 ラグビースクールの子供たちの練習を見守る石巻ラグビー協会の佐々木会長(後列中央)ら=宮城県石巻市内

 2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)は全20チームが約1カ月半かけて争う。試合会場ではない自治体も、出場チームが大会期間中に練習する公認キャンプ地になれば、大会に関われる。1月にはキャンプ地に応募した90自治体が発表され、その中に東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市もあった。「復興しつつある状況を世界に発信し、支援への感謝を伝える機会になる」。石巻ラグビー協会の佐々木勝男会長は力を込める。(橋本謙太郎)

 石巻市はかつて、東北でもラグビーが盛んな地域の一つだった。石巻、石巻工、宮城水産の3校のいずれかが、毎年のように全国高校大会に出場していた時代もある。

 そんな土地柄だけに動きは早かった。2015年3月にW杯日本大会の試合開催12会場が決まり、仙台が外れるとすぐに協会役員が動き出した。「宮城で試合が行われないなら、キャンプ地には立候補したいと決めていた」(佐々木会長)

 昨年4月に市が立候補を表明した後は清掃活動などを通じ、キャンプ地誘致をアピール。フットボール場利用者に対するアンケートを行い、より快適な施設とするための改善点を探すなど地道な努力を続けている。

 東日本大震災ではラグビースクールの生徒も亡くなった。阿部稲雄副会長は自宅が津波で流され、佐々木会長も自宅が全壊した。

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