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【大学ラグビー】帝京大8連覇、継続する強さの秘密は進化する伝統

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【大学ラグビー】
帝京大8連覇、継続する強さの秘密は進化する伝統

全国大学ラグビー決勝 帝京大対東海大 8連覇を達成、歓喜の帝京大フィフティーン=9日、秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介) 全国大学ラグビー決勝 帝京大対東海大 8連覇を達成、歓喜の帝京大フィフティーン=9日、秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)

 帝京大の岩出監督らチーム関係者がグラウンドで次々に宙を舞う。胴上げ回数はそれぞれ8回。前人未到の8年連続大学日本一に輝き、フランカーの亀井主将は「去年までの優勝もうれしかったけど、自分たちの代で日本一になれたのは特別」と言葉を弾ませた。

 前半30分を過ぎてスコアが0-14でも絶対王者は慌てない。スクラムトライを奪われるなど劣勢だったFW戦を避け、グラウンドを広く使うことで流れを変えた。後半23分に吉田のトライで初めてリード。ノーサイド直前の相手の猛攻をしのぎきり、33-26の死闘を制した。

 日本選手権を7連覇した新日鉄釜石と神戸製鋼を上回る快挙に、岩出監督も「ラグビーの中で8連覇は重い数字」と感無量。年ごとに戦力が移り変わる大学で勝ち続けるには、また違った難しさがある。

 今季、食堂の後片付けを上級生が担当するようになった。下級生のプレー環境を整えてチーム力アップにつなげるのは帝京大の伝統だが、進化してもいる。4年生SOの松田は「先輩方にしてもらった以上のことをしようと思って始めた。後輩も来年、新しいことを始めるでしょう」と話す。強さが継続する秘密は、旧習にとらわれないことにある。

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