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【五輪会場見直し4者協議】計画「見直し」か「維持」か 小池百合子都知事と森喜朗会長が応酬

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【五輪会場見直し4者協議】
計画「見直し」か「維持」か 小池百合子都知事と森喜朗会長が応酬

4者トップ級会合で発言する小池百合子東京都知事。手前は2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=29日午後、東京都内のホテル 4者トップ級会合で発言する小池百合子東京都知事。手前は2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=29日午後、東京都内のホテル

 従来、都は組織委を通じてIOCとやり取りしていたが、4者協議の枠組みができたことで直接のやり取りが可能となった。それを象徴する場面といえたが、組織委の頭ごなしに進んだ展開に納得できない様子だったのは森氏だった。

 「クリスマスまでに、まだ何をおやりになるんですか」「僕の知りうる情報では横浜の方が迷惑していると聞いている」。森氏は低く、鋭い声で批判の言葉を重ねた。小池氏も「横浜市の方にも賛同していただいた」などと譲らず、両者の“溝”が鮮明になった。

 ■経費削減の自負

 組織委の強い反発の背景には、これまで経費削減などに取り組んできた自負がある。舛添要一前知事時代には新設予定だったバドミントンなど3会場の建設を中止し、既存施設への振り替えなどを進めて約2千億円の経費削減を達成した。

 組織委側はトップ級会合で2012年ロンドン五輪などを参考に2兆円以下で費用を収めることを説明。森氏は都側が挙げる「3兆円超」との数字について「『3兆円が予想される』と国民に言われると迷惑」と不満をぶちまけた。

 だが、これには小池氏も譲らなかった。「費用は東京都の負担に直接関わってくる問題。さまざまな大会で予算と最後(実際の経費)に違いがあり、それを考えた上での3兆円だ」

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