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【激震・朴政権】平昌五輪利権にもメス 崔容疑者のめいが牛耳る組織に不明瞭支援、「スポーツ界の大統領」政府次官を聴取

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【激震・朴政権】
平昌五輪利権にもメス 崔容疑者のめいが牛耳る組織に不明瞭支援、「スポーツ界の大統領」政府次官を聴取

集会が行われた光化門広場では朴槿恵大統領の退陣を求めるイラストが描かれていた=16日午後、韓国・ソウル(大西正純撮影) 集会が行われた光化門広場では朴槿恵大統領の退陣を求めるイラストが描かれていた=16日午後、韓国・ソウル(大西正純撮影)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人で女性実業家、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑で、検察は16日、文化体育観光省(文体省)の金鍾(キム・ジョン)前第2次官を事情聴取した。金氏は2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪事業に絡み、崔容疑者やそのめいに便宜を図った疑いが持たれており、五輪利権にまで捜査が拡大した形だ。

 「スポーツ界の大統領」。大学教授から13年に次官に抜擢された金氏はこう称されるほどスポーツ行政で強い影響力を振るった。

 崔容疑者とは「パンダおじさん」と愛称で呼ばれるほど親しく、崔容疑者が実質支配する「Kスポーツ財団」の事業推進に便宜を図った疑いが持たれている。

 崔容疑者の会社が3月、1500億ウォン(約140億円)に上る平昌五輪の施設工事に関する契約をスイスの企業と結んだ際にも同席し、五輪組織委員会に受注業者として検討するよう指示したとも伝えられる。

 大韓航空を傘下に持つ韓進(ハンジン)グループ会長で当時の組織委会長だった趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏の反対で受注が見送られると、趙氏は直後に組織委会長を更迭された。

 崔容疑者のめいのチャン・シホ氏との関係でも疑惑が浮上している。チャン氏は崔容疑者の娘と同じ乗馬選手出身。冬季競技選手の育成を名目に昨年6月、チャン氏を事務総長にした冬季スポーツ英才センターが設立されると、文体省の予算で6億7千万ウォンの支援が注がれた。

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