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【ソフトボール】代表監督選考、前例ないプレゼン実施もポイント化はされず

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【ソフトボール】
代表監督選考、前例ないプレゼン実施もポイント化はされず

シドニー五輪ソフトボールに出場した際の宇津木麗華(2000年9月25日撮影) シドニー五輪ソフトボールに出場した際の宇津木麗華(2000年9月25日撮影)

 ソフトボールが追加種目に決まった2020年東京五輪の指揮官に、宇津木氏が選出された。世界選手権を2度制した手腕が高く評価され、現役時代から親しまれた「ソフトの顔」が再び日本代表に戻ってくる。

 ソフトの五輪復帰は悲願の金メダルを獲得した北京五輪以来、3大会ぶり。東京開催で注目度の高い舞台の監督選考ということもあり、協会が重視したのは「高い透明性」だ。

 選考では12、14年と世界選手権を2連覇した宇津木氏と、今年の代表を率いた福田氏を競わせた。福田氏は世界選手権で2位に終わったが、9月のジャパンカップで米国を破り、6大会ぶりに制するなど手腕を発揮。この日は1カ月前に課題として示した「金メダル獲得への強い意志」をテーマに、異例のプレゼンテーションも求めた。

 プレゼンでは▽金メダル獲得への戦略▽選手の選考方針-など4項目に沿って、それぞれの考えを具体的に聞いた。だが、画期的な取り組みも、プレゼン内容はポイント化されず、選考理由も「総合的な判断」(三宅選手強化本部長)と明確には示されなかった。

 選考委員会は落選候補への配慮を強調したが、「最初で最後」という覚悟で五輪監督の選考に臨んだ福田氏にとっても、評価の差をはっきりと示されたほうが納得できたはずだ。(田中充)

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