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【東京五輪】混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し

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混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し

面会を終え、談笑するトーマス・バッハIOC会長(左)と小池百合子都知事=18日午後、都庁(荻窪佳撮影)  面会を終え、談笑するトーマス・バッハIOC会長(左)と小池百合子都知事=18日午後、都庁(荻窪佳撮影) 

世界の祭典に責任

 バッハ会長は会談で、コスト削減を目標にIOCが策定した「五輪アジェンダ2020」を主導した自負を繰り返しのぞかせた。

 「知事とわれわれは同じ船に乗っている」と語りかけると、小池氏も「五輪という世界の祭典がこれからも続くこと、その責任を東京が負っている」と応えた。

 ただ、ボート・カヌー会場を「海の森水上競技場」から「長沼ボート場」(宮城県登米市)に変更することを検討している小池氏は、見直しのポイントとして「復興五輪」を強調。これに対し、バッハ会長は「(アスリートファーストの)原則を守ることで(都と)一緒に予算を見直したい」と述べるにとどめた。

「世論」にもクギ

 また、小池氏が「(世論調査によっては)80%の支持を受けている」と見直しに前向きな姿勢を見せると、バッハ会長は「成功はそれぞれの関係組織が一緒になって初めて獲得できる」とクギを刺した。

 バッハ会長の提案に「長沼」を抱える宮城県の村井嘉浩知事は前向きだ。村井氏はこの日の会談を受けて、「大きな前進だ。関係者が一堂に会して議論をすれば、その場で結論が出やすくなる」と評価した。

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