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【大相撲秋場所】豪栄道、窮余の首投げで横綱を裏返して13連勝 仕切りのにらみ合い「目をそらすとやられる」

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【大相撲秋場所】
豪栄道、窮余の首投げで横綱を裏返して13連勝 仕切りのにらみ合い「目をそらすとやられる」

大相撲秋場所13日目 豪栄道は逆転の首投げで日馬富士を破る=23日、両国国技館(撮影・小倉元司) 大相撲秋場所13日目 豪栄道は逆転の首投げで日馬富士を破る=23日、両国国技館(撮影・小倉元司)

 結びの一番。仕切りから気迫と気迫がぶつかった。豪栄道は仁王立ちのまま日馬富士とにらみあい。10秒以上の時が流れた。「あそこで目をそらすとやられる」。両者、行司に促されたが、一瞬先に塩を取りに動いたのは横綱の方だった。

 集中力を勝負へ持ち込んだ。中に入れず、左に体を開きながら上手をさぐる。そこを日馬富士に突かれ、もろ差しで寄られた。後がない土俵際。「無我夢中だった」という窮余の右首投げを放った。横綱が裏返り、館内がどっと沸き上がった。

 「ほめられた技ではないが、きょうに関してはよしとします」と豪栄道。相手は横綱。しかも賜杯へ向かう最大の勝負どころだ。内容よりも勝ったことに価値がある。

 4度目のかど番だったとは思えぬ快進撃で13連勝。2日を残し、自身最高成績までたどり着いた。

 かど番優勝の経験がある九重親方(元大関千代大海)は、3日目に捨て身の首投げで栃煌山を破った相撲を分岐点に挙げる。「かど番のときは悪い相撲で勝つと、普段の何倍もうれしいんだ。あれから豪栄道の相撲は見違えるようによくなった」と分析した。

 大一番を同じ逆転技で制した。本人は乗りに乗っているはず。「集中して気合を入れてやるだけ」という14日目の玉鷲戦。いまの豪栄道には怖い相手ではない。(藤原翔)

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