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【大相撲秋場所】稀勢の里、今場所の綱取り絶望的

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【大相撲秋場所】
稀勢の里、今場所の綱取り絶望的

大相撲秋場所11日目 豪栄道が渡し込みで稀勢の里を破る=21日、両国国技館(撮影・小倉元司) 大相撲秋場所11日目 豪栄道が渡し込みで稀勢の里を破る=21日、両国国技館(撮影・小倉元司)

 押し込みながら攻めきれずに敗れた稀勢の里が言葉を発することはなかった。1場所15日制が定着した昭和24年夏場所以降、11日目終了時に首位と3差がついてから逆転優勝した例はない。初優勝が条件だった綱取り場所で痛恨の3敗目だ。

 横綱昇進問題を預かる審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は「ここで切れないように頑張ってもらわないと」と語り、今場所後の横綱昇進が事実上消滅したことを示唆。観戦した横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)の見解も同じ。「今場所後はない。あとは(来場所に)つながるかどうか」と明言した。

 やはり3日目までに平幕に喫した2敗が大きく響いた。あとは2横綱1大関との対戦を残す4日で全勝し、細い糸を切らさずに来場所へつなげられるか。ここで崩れては目指す最高位がますます遠のく。(藤原翔)

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