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【スポーツ異聞】プロレス・ボディーが欲しい! 清原容疑者が陥った「肉体改造の罠」

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【スポーツ異聞】
プロレス・ボディーが欲しい! 清原容疑者が陥った「肉体改造の罠」

シアトルで自主トレを公開した清原。負荷は最高400キロに達し、プロ野球選手とは思えない肉体を披露した(2000年1月撮影) シアトルで自主トレを公開した清原。負荷は最高400キロに達し、プロ野球選手とは思えない肉体を披露した(2000年1月撮影)

 1980年代から90年代にかけて、米国スポーツ界は「ステロイド大国」といわれ、「大リーガーの8割が薬物に汚染されている」と暴露する選手が現れ、米球界に激震が走った。当時、ステロイド禍がさらに深刻だったのはプロレス界である。「リアル・ドンキーコング」と呼ばれた格闘家、ケビン・ランデルマン(米国)が今月、44歳の若さで命を落としたが、死の背景に「禁止薬物」がファンの間で噂された。大のプロレスファンだった元プロ野球選手、清原和博容疑者にも米シアトルで肉体改造に取り組んだ経験があり、強靱なボディーを求めるレスラーのような心境が読み取れる。「肉体改造」に固執する代償は想像以上に重い。

米国人のおそるべき日常

 「アメリカ人は朝、目覚めると興奮剤を飲んで気合いを入れて出勤して、悲しみは抗うつ剤、怒りは精神安定剤で鎮め、バイアグラでボッキさせてセックスし、睡眠薬を飲んで眠る…」

 映画評論家、町山智浩氏は著書『アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲』(集英社文庫)で、米国人の「バーチャルな日常」を紹介する。この国のヒーロー像といえば、映画「ロッキー」のシルベスタ・スタローン、「ターミネーター」のアーノルド・シュワルツェネッガーに代表されるように筋骨隆々のマッチョが一般的だ。

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