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【ジャイアンツ通信】母が勝手にリトルリーグへ申し込み 殿堂入り大エースの意外な球歴

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【ジャイアンツ通信】
母が勝手にリトルリーグへ申し込み 殿堂入り大エースの意外な球歴

野球殿堂入りし、自身のユニフォームの前で撮影に応じる、斎藤雅樹=東京都文京区(加藤圭祐撮影) 野球殿堂入りし、自身のユニフォームの前で撮影に応じる、斎藤雅樹=東京都文京区(加藤圭祐撮影)

 友人や知人が本人の知らないうちにオーディションへ申し込み、スターへの道が開けたという話は芸能界では珍しくないが、球界ではこの人だけかもしれない。主に1980~90年代にかけて巨人の先発の柱として活躍。このほど、殿堂入りを果たした斎藤雅樹2軍監督(50)を野球の世界へ導いたのは他ならぬ実母のユキ子さん(78)だった。

 斎藤少年が小学5年生のとき、地元・埼玉県川口市の「市政便り」に川口リトルリーグの選手募集の告知が掲載された。これを見たユキ子さんは息子に無断で応募したという。

 「僕はあまりそういうのに入りたくなかった」と入団テストをいやいや受けにいった斎藤少年だったが、「やるときは一生懸命やっちゃう」と手抜きはできない性格。遠投では地肩の強さを発揮し、走力テストもまずまずの成績を残して合格し、本格的に野球に打ち込むことになった。

 今では「野球を始めるきっかけをくれた」と母に感謝。今回の殿堂入りの吉報はまずユキ子さんへと伝えた。「本当に喜んでました。たぶん何か賞をもらったくらいにしか思っていないとは思うんですが…」と笑う。

 現役時代の1989年には5月10日の大洋(現DeNA)戦から7月15日のヤクルト戦まで、現在もプロ野球記録として残る11試合連続完投勝利を達成した。

 それまでの記録は鈴木啓示氏(近鉄)が78年に作った10連続完投勝利だった。「記録を作っているときは『次は負ける』と思って投げていたが、鈴木さんと(記録が)並んでからは『もう1試合勝ちたい』と思った」という意欲的な投球で新記録は見事3安打完封勝利で飾った。

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