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【五輪エンブレム見直し】密室の裏工作、審査映像にくっきり 「嘆かわしい」「応募の労作に不誠実」

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【五輪エンブレム見直し】
密室の裏工作、審査映像にくっきり 「嘆かわしい」「応募の労作に不誠実」

 「密室」の審査に隠されていた不正が暴かれた。2020年東京五輪・パラリンピックの旧エンブレムをめぐり、大会組織委員会の外部調査チームが18日に公表した調査報告書。佐野研二郎氏ら一部のデザイナーを優遇する“裏工作”が行われていたことが明らかになった。不正はマーケティング局のトップが関与しており、調査チームは「誠に嘆かわしい事態」と批判した。

何かをささやく姿

 104点のエンブレム案が机上に並ぶ。審査委員に与えられた20票のチップのうち、10票を投じただけで椅子に座り、談笑していた永井一正審査委員代表に、組織委の槙英俊・元マーケティング局長と高崎卓馬・元クリエイティブ・ディレクターが近づき、何かをささやく。その後、高崎氏が1票しか獲得していない2点の作品を指さすと、永井氏はそこに自らのチップを置いた。こうした状況は1次審査を記録したDVD映像に残されており、不正を見破る“動かぬ証拠”となった。

 調査チームによると、公募開始前に参加要請文を送った8人は国内を代表するトップデザイナーで、永井氏が佐野氏を含む6人、高崎氏が2人を指名。「最高レベルのコンペを実現する」という永井氏の希望に配慮し、槙氏と高崎氏が8作品が全て2次審査に残るよう画策したという。

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