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【揺れる「祝祭」(4)終】いかにテロを防ぐか? 浮上するセキュリティーの穴  急がれる“備え” 

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【揺れる「祝祭」(4)終】
いかにテロを防ぐか? 浮上するセキュリティーの穴  急がれる“備え” 

警察、消防、JR東日本による新幹線車内における突発事案発生時の緊急対応訓練が行われた。新幹線車内から動けない負傷者役の人形を救出する消防隊員=7月24日、東京都北区の東京新幹線車両センター(早坂洋祐撮影) 

 一方、技術の進歩はセキュリティー強化にも貢献している。NBC兵器によるテロなどを防ぐ検知器は小型化が著しい。防犯カメラが蓄積した画像情報をもとに、大群衆から人物を特定するシステムも確立した。こうした技術は最近の五輪ですでに活用されている。

 東京五輪では、警視庁を中心に過去最大となる5万人超の警備要員が動員される見込みだが、マンパワーの限界を補う先端技術に期待が集まる。

 5年後、日本の備えは十分なのか。日本大の福田充教授(危機管理論)は「テロや災害などのリスクを詳細に分析し、有事の具体的な対応を含め国ぐるみの対策が急務だ」と指摘する。

 「間違いなく、世界の注目が日本に集まる。安心、安全な五輪の実現に向け、警備の『真価』が問われる正念場だ」。警察幹部はこう力を込めた。=おわり

 連載は森本利優、宝田将志、田中充、森田景史、中村昌史、田端素央、上田直輝が担当しました。

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