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【フィギュアNHK杯】「スケート人生で初めて4回転2回跳べた」 会心ジャンプの村上大、まさかの初優勝

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【フィギュアNHK杯】
「スケート人生で初めて4回転2回跳べた」 会心ジャンプの村上大、まさかの初優勝

メダルを手に笑顔の村上大介=29日、大阪なみはやドーム

 会心だった。最後のジャンプを成功させると、思わずガッツポーズが飛び出した。SP3位だった村上大が逆転でGPシリーズ初優勝。「やばい。やっちゃったって感じです」。自分自身が一番びっくりしていた。

 ファイナルへの出場権をかけて争っていた選手とは違い、「僕はノープレッシャーでした」と無邪気に笑う。ただ、今大会には一つの目的を持っていた。12月の全日本フィギュアに弾みをつけるため、4回転ジャンプを2回そろえること。練習と同じように跳ぶことだけを心がけ、「スケート人生で初めて2回成功しました」。

 幼少期に米国に渡り、9歳でスケートを始めた。06年の世界ジュニア選手権には米国代表で出場して11位。GPシリーズは10年スケートアメリカの5位が最高。2年前のNHK杯では公式練習で右肩を脱臼し、途中棄権。昨季の全日本も10位にとどまったが、バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔から4回転の助言も受けながら復活を夢見てきた。

 かつて地獄を味わった舞台で頂点に立ち、「緊張も全部とれました」。23歳の王者は長く勝利の余韻に浸っていた。(丸山和郎)

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