産経ニュース

【国際千葉駅伝】萩原、鈴木、W区間賞で日本5年ぶりV

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【国際千葉駅伝】
萩原、鈴木、W区間賞で日本5年ぶりV

優勝のフィニッシュテープを切る日本代表の6区・萩原歩美=24日、千葉市総合スポーツセンター陸上競技場(撮影・桐山弘太)

 3連覇中の王者、ケニアを日本が止めた。若い勢いを力にして。

 最終6区、世界ハーフマラソン選手権5位のキバルスと8秒差の2位でたすきを受けた萩原。「ケニア選手の体が動いていないのが分かった。最初から勝てると思っていた」と冷静に、強気に前を追った。4キロ過ぎの上りでかわし、そのまま突き放して勝負あり。区間賞の走りで5年ぶりの栄冠を引き寄せた。

 仁川アジア大会女子1万メートルで銅メダルを獲得するなど成長著しい22歳は村山兄弟と同学年。「私もいるぞとアピールできた。海外勢に勝っていかないといけない立場だと感じた」と陽気に語り、今シーズン中のマラソン挑戦を視野に入れる。

 レースの鍵を握るとみられた前半で存在感を示したのは2区の鈴木だ。軽快なピッチで8位から順位を6つ押し上げた。大会前は左足甲痛の影響で練習量を欠いたが、それでも昨年のタイムを10秒上回り、2年連続区間賞。すでに来年の世界選手権標準記録をクリアしており、「意識する所が出てきた。継続して練習できれば力が付く」と一層のレベルアップを誓う。

 監督を務めた日本陸連の武冨女子長距離・マラソン部長が「若い選手が多く、明るい雰囲気で臨めた。この流れで競っていけば高いレベルに行ける期待が持てた」と総括した今大会。6年後の東京五輪を担う世代の切(せつ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)は激しいほど歓迎だ。(宝田将志)

「スポーツ」のランキング